今日のニュースステーション冒頭はおもしろかった

「好き」の反対は「無関心」である。大学時代の恩師は恋愛話になると、決まってこの金言を持ちだしたものだ。おそらく、どこだかの哲学者のことばだろうが、妙に納得感があり、今だにふと思い出す。
「嫌い」は、たとえそれが負の方向であっても、そのモノに対して激しく心が動かされているという点で、「好き」と同質である。
よく耳にするこんな台詞。「最初合コンで会ったときは、超オタクっぽくてぇ、超嫌いだったんだけどぉ、なんかいつの間にか超好きになっちゃったんだよねぇ(はぁと」イヤよイヤよも好きのうち、なのだ。
靴下の匂い。臭いのに、鼻がまがりそうなほど臭いのは分かっているのに、嗅いでしまう。
納豆。腐った豆の、あのヌチャとした食感が死ぬほどいやなのに、一年周期で無性に食べたくなる。どこかで誰かが言ってたこんな性癖(?)にも納得が行くってもんだ。
そして、私の場合。焼きまんじゅう*1ふかふか、ぽそぽそして、味気ないことは分かっていても、祭りではつい買ってしまう。

*1:群馬特産物。パンのような素饅頭に甘い味噌だれをつけて焼いたもの。いせさき焼きまんじゅう愛好会なるものがあるらしいです。http://www.kakaa.or.jp/yakiman/