ダーウィンアワード

ゲラゲラ笑いこけた後、私はなんて人でなしなんだろうか、人の不幸大好きだな。。。
と、少々の自己嫌悪と罪悪感を抱かずにはいられない本。だがその自虐的な感じもなおよし。

●ガラスの強度を証明しようと、窓に体当たりでぶつかり、高層ビルから落下した弁護士

●湖の氷を割ろうとダイナマイトを投げたところ、飼い犬がいつものクセで(木と間違って)持ってきてしまい、目の前でダイナマイトが爆発した男性

●人間の電力を測定しようと、電圧測定器を自分の指に刺し、自身の血液で感電した軍人

「よ〜く考えれば、危険じゃん。死ぬのわかるじゃんっ!!」という、私たち一般人の常識は彼らには通用しない。
おバカな遺伝子を、(図らずも)自身の手で根絶やしにした、つまり、優秀な遺伝子のみが引き継がれるというダーウィンの「種の起源」論を身をもって証明しているということで、設立された「ダーウィンアワード」。
不謹慎なんだけど、ついつい「お前バッカだな〜」とツッコミたくなる死に方をした方々のエピソードが次々と登場。

往々にして言える事は、彼らは本当に純粋で好奇心旺盛で、行動的だということ!
そのポジティヴアクティヴシンキングを失うことは、むしろ人類にとって大きな損失かも??

映画版はウィノナライダーやジュリエットルイスが出ていて、とてもいい。
年はとったが、やはりあいも変わらずかわいらしい。